FXで何やっても勝てなくて、やったコト

スカラムチ広報部長の解任。米の政情不安定いつまで続く?

更新日時:

7月31日の為替市場は、ホワイトハウスのスカラムチ広報部長の解任により米政治の先行き不透明感が強まったことや、月末のポートフォリオ調整を背景にドルが売られる展開となりました。

この所、アメリカの政治的な不透明感と欧州の金融政策転換気配から、ユーロドル等は強い動きをしている状況が続いていますが、今週末に控える雇用統計までやって夏休みと言うトレーダーも増えてくるのではないかと思われますので、薄商いならではの急激な値動きに警戒が必要です。

ドル/円

ドル円1時間足チャート2017年08月01日

上の画像はドル/円1時間足チャートです。

【ドル/円の値動き】

始値:110.657

高値:110.766

安値:110.208

終値:110.244

-41.3pips(高値から安値:55.8pips)

サポートライン・レジスタンスラインとして注目されてきそうなプライスとしては、以下のプライスが考えられます。

110.398~110.650

ピンクの点線のボックス

短期下落トレンドの抵抗帯。

110.670~111.377

緑の点線のボックス

短期上昇トレンドの旧支持帯。サポレジ転換の可能性アリ。

110.699~112.145

ピンクの実線のボックス

中期下落トレンドの抵抗帯。

110.874~111.626

ピンクの実線のボックス

中期下落トレンドの抵抗帯。

110.953~111.308

ピンクの点線のボックス

短期下落トレンドの抵抗帯。

111.613~112.342

ピンクの実線のボックス

中期下落トレンドの抵抗帯。

111.747~112.009

緑の点線のボックス

短期上昇トレンドの旧支持帯。サポレジ転換の可能性アリ。

111.826~112.843

緑の実線のボックス

中期上昇トレンドの旧支持帯。サポレジ転換の可能性アリ。

112.104~112.590

緑の点線のボックス

短期上昇トレンドの旧支持帯。サポレジ転換の可能性アリ。

112.302~112.798

ピンクの実線のボックス

中期下落トレンドの抵抗帯。

7月31日のドル円相場は、下落基調での推移となりました。値幅はそれほど出ませんでしたが、110円代前半で引けています。

今日はいつもよりも長めの期間が写っているチャートを持ってきました。

7月11日に『114.487』を付けてから、4円位下げてきたという事になります。その間、原則的には戻り売りだけをしていれば良かったという事になるわけですが、中期トレンドの方向性だけ見合誤らなければ、手法がブレイクアウトでもレジスタンスラインでの逆張りであっても、負けなかったという事になろうかと思います。

逆に言えば、打診買い的なモノ以外でロングをする機会はなかったという事も言えますので、打診買いで逆張りしたという事以外で上目線になってしまった人は波の描き方を考えなければいけません。

私は逆張りを否定する考えを持っていませんし、私自身も時として逆張り気味に入る事がありますので、逆張り自体が悪いというわけではありませんが、方向性がどうなっているのか?と言う事が分かった上で逆張りをするのとそれが分からずに逆張りをするのとではリスクに対する考え方に大きな差が出ますので、イマイチ勝てないという人は見ているチャートの長さを問わず、トレンドが崩れて『から』仕掛けを考えて行く事を意識して無駄撃ちを減らしていくように心掛けましょう。

それは具体的にどういう事か?と言えば・・・

1. (現在が下落トレンドにあるとすれば)高値・安値切り上げの状態になるのを待つ

2. ラス押し安値・ラス戻り高値を崩すのを待つ

上記のような状態になるのを待って、本当に切り替わったと確信出来てから仕掛けても決して遅くはなく、1時間足レベルの中期トレンドの切り替わりはそれほど多いわけではないので、モニターの前に噛り付く状態になるのは月に何度もはありません。

極論すれば、中期トレンドの3波目を仕留めて、中期トレンドが切り替わるまで持っているという事であっても問題はなく、それくらいの振り幅を取りにと言う事であれば、枚数をしっかり管理出来ているという前提で言えば、イベントは無視してしまっても良いという事も言えます。

日々の相場観を立てる中で最も重要な事は、このブログで言う所の中期トレンド(オレンジ色のラインで描いた波)レベルの方向性を常に把握しておく事であり、中期トレンドの方向性を元にドル・円・ユーロの中での強弱関係を頭に叩き込んでおくという事で、それを日々確認・修正して行くという事になります。

そしてそこを間違えていなければ、負ける事はあまりないと言えます。

このブログで、私が皆さんに伝えたいと思っている事は極論すればそれだけで、そういった事をお伝えして行けたら良いなと思っています。

ユーロ/円

ユーロ円1時間足チャート2017年08月01日

上の画像はユーロ/円1時間足チャートです。

【ユーロ/円の値動き】

始値:130.000

高値:130.582

安値:129.535

終値:130.539

+53.9pips(高値から安値:104.7pips)

サポートライン・レジスタンスラインとして注目されてきそうなプライスとしては、以下のプライスが考えられます。

127.567~128.647

青の実線のボックス

中期上昇トレンドの支持帯。

127.965~128.326

緑の点線のボックス

短期下落トレンドの旧抵抗帯。サポレジ転換の可能性アリ。

128.039~128.940

青の点線のボックス

短期上昇トレンドの支持帯。

128.620~129.629

青の実線のボックス

中期上昇トレンドの支持帯。

128.863~129.233

青の点線のボックス

短期上昇トレンドの支持帯。

129.433~129.700

緑の点線のボックス

短期下落トレンドの旧抵抗帯。サポレジ転換の可能性アリ。

129.594~129.959

青の点線のボックス

短期上昇トレンドの支持帯。

130.349

青の点線。

中期上昇トレンドの高値。

130.550

ピンクの点線。

中期上昇トレンドの高値。

7月31日のユーロ円相場は、寄り付き~欧州時間までは下落基調でしたが、NY時間に大きく反発、130円代中盤で引けています。

中期トレンド(オレンジのラインで描いた波)に明確な方向性は無い状態が続いており、あえて言えばやや上昇基調と言えなくもない・・・と言った状態にあります。

チャート画像白い楕円で囲った部分のように同じようなレベルでダブルボトムを形成し、それが更に大きなダブルボトムの入れ子になっています。

大きなダブルボトムのネックラインは上抜けたもののその上のレジスタンスライン『130.550』は超えられず揉み合いに入っていると言った状態にあります。

サポートライン・レジスタンスラインと言うのは、機能する事もあるし、機能しない事もある・・・と言った類のものですが、『買ってきそうな人がいるプライス』・『売ってきそうな人がいるプライス』というもので、トレードにおいて勝つ為には、『買ってきそうな人がいるプライス』・『売ってきそうな人がいるプライス』が無いエリアを狙って行く事が大切で、レジスタンスを破ってもすぐ上にレジスタンスがある・・・と言った状況の場合、それだけ負ける可能性も高まってきてしまいます。

形状だけを見て入ってしまって負ける場合と言うのは、サポレジの距離関係が掴めていない事がその際たる理由となりますので、エントリーしたいと思っている近辺のサポレジの状況をしっかりと見て、時と場合でエントリーしたい気持ちをグッと抑える事も重要です。

ユーロ/ドル

ユーロドル1時間足チャート2017年08月01日

上の画像はユーロ/ドル1時間足チャートです。

【ユーロ/ドルの値動き】

始値:1.17451

高値:1.18447

安値:1.17223

終値:1.18403

+99.6pips(高値から安値:122.4pips)

サポートライン・レジスタンスラインとして注目されてきそうなプライスとしては、以下のプライスが考えられます。

1.14399~1.14733

青の点線のボックス

短期上昇トレンドの支持帯。

1.14842~1.15800

青の実線のボックス

中期上昇トレンドの支持帯。

1.16224~1.16962

青の実線のボックス

中期上昇トレンドの支持帯。

1.17240~1.17610

青の点線のボックス

短期上昇トレンドの支持帯。

7月28日のユーロドル相場は、寄り付き~欧州時間にかけて少し下げる展開でしたがNY時間以降大きく上昇、118円代に乗せてクローズしています。

本日寄り付きの時点においては、中期トレンド(オレンジのラインで描いた波)は高値・安値切り上げのダウ理論的に言う上昇トレンドの状態にあります。

上昇トレンド継続中という事以外書く事もないような感じなのですが、トレンドが転換するまでポジションをキャリーして行くという事で良いかと思います。

本日発表の経済指標等

本日は、以下のような経済指標の発表が予定されています。

10:45 【中国】 7月Caixin製造業購買担当者景気指数(PMI)

13:30 【オーストラリア】 豪準備銀行(中央銀行)、政策金利発表

15:00 【英国】 7月ネーションワイド住宅価格(前月比)

17:00 【ユーロ】 7月製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)

17:30 【英国】 7月製造業購買担当者景気指数(PMI)

18:00 【ユーロ】 4-6月期四半期域内総生産(GDP、速報値)(前期比)

18:00 【ユーロ】 4-6月期四半期域内総生産(GDP、速報値)(前年同期比)

21:30 【米国】 6月個人所得(前月比)

21:30 【米国】 6月個人消費支出(PCE)(前月比)

21:30 【米国】 6月個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)(前月比)

23:00 【米国】 7月ISM製造業景況指数

23:00 【米国】 6月建設支出(前月比)