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メルケル首相4選も極右政党躍進で連立政権樹立は難航の見通し

更新日時:

9月25日の為替市場は、ユーロ売り傾向の1日となりました。

ドイツ連邦議会(下院)選挙でメルケル首相は4選を確実にしたものの、極右政党『ドイツのための選択肢(AfD)』が躍進、キリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)の得票率は1949年以来の低水準を記録した上、大連立を組んでいた社会民主党(SPD)のシュルツ党首が最大野党として政府と対決していく意向を示した事で、連立政権樹立に不透明感が出ています。

連立の選択肢は、10.7%の票を得た中道・自由民主党(FDP)と8.9%を獲得した環境政党、緑の党との連立という事になりますが、これらの政党との連立は、移民や税制、欧州政策などの分野での根本的な違いが見られ、政権が不安定なものになる可能性があります。

ドル/円

ドル円日足チャート2017年09月26日
ドル円1時間足チャート2017年09月26日

日足

1時間足

※タブで日足・1時間足を切り替えられます。

ドル/円の値動き

始値:112.140

高値:112.521

安値:111.463

終値:111.719

-42.1pips(高値から安値:105.8pips)

ドル/円のレジスタンスライン

112.798

ピンクの実線のライン

112.643

ピンクの点線のライン

112.566

ピンクの点線のライン

112.448

ピンクの極太のライン

112.220

ピンクの点線のライン

112.053

赤の点線のライン

111.924

赤の点線のライン

111.710

赤の点線のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。

ドル/円のサポートライン

111.556

青の点線のライン

111.221

青の点線のライン

111.025

青の点線のライン

110.799

青の点線のライン

110.734

緑の極太のライン

111.700

青の点線のライン

110.240

緑の極太のライン

109.933

青の点線のライン

109.532

緑の点線のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのサポートライン。

ドル/円の解説

【日足】

ドル円は赤いラインで描いた『逆N』の下落トレンドの形状を崩してから、『押し目無き上昇』が続いてきましたが、今週に入って2日続落となっています。

9月8日~9月21日にかけての上昇に対して、フィボナッチリトレースメントをアテてみると23.6%戻しにも達していないという事が分かります。

110.734・・・38.2%戻しラインの近辺

110.240・・・50.0%戻しラインの近辺

上記のサポートラインがフィボナッチリトレースメントのラインと重なるようなレベルに存在しており、注目されるラインとなってきそうです。

日足レベルの目線をどう付けて行くという事になりますが、ピンクのラインで描いた下落の方波に対する戻り売りと考えれば下目線、9月8日~21日の上昇に対する押しと考えれば買い目線として押し目買いをして行くという事になるわけですが、現時点では、どちらが正しいとも言えませんし、どちらになると断ずることも出来ません。

『目線を付けられないとトレード出来ないよo( *`ω´)o』と言う事になるわけですが、現時点ではダウ理論的に言うトレンドはない状態にある上、ピンクの方波の中での出来事となっている為、方向感を見出し難い状態にあると言えます。

日足の形状からすれば長期保有のポジションを持つ状態に無いと言え、日足レベルの波に乗る事を考えているのであれば、トレードをする通貨ペアではないと言えます。

従って、ドル円での取引を考える場合には短期売買中心と言う事で良いかと思います。

【1時間足】

今週に入って2日続落となった事で、日足の形状が『押しと捉えても良いかな?』と言った形状となってきました。日足レベルでの2日続落の値動きを日足レベルの押しと捉えるのであれば、1時間足レベルにおいて中期トレンドの方波を確定させ、赤のラインで描いたような短期トレンドの波形を描く事も出来ようかと言う情勢にあります。

1時間足レベルでの中期トレンドの確定はもう少し様子を見てからで良いように思われますが、『日足の波形≒1時間足の中期トレンド』と言う考えに立脚しつつ、日足の波形と1時間足の中期トレンドの波形を合せて行けば、自ずとエントリーすべきポイントが見えてきます。

それが分かるまでフライングをしないようにガマンして行く事が重要です。

ユーロ/円

ユーロ円日足チャート2017年09月26日
ユーロ円1時間足チャート2017年09月26日

日足

1時間足

※タブで日足・1時間足を切り替えられます。

ユーロ/円の値動き

始値:133.378

高値:134.227

安値:131.903

終値:132.347

-103.1pips(高値から安値:232.4pips)

ユーロ/円のレジスタンスライン

134.327

ピンクの点線のライン

134.251

ピンクの極太のライン

133.333

赤の点線のライン

133.261

ピンクの点線のライン

133.131

赤の点線のライン

132.847

赤の点線のライン

132.725

赤の点線のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。

ユーロ/円のサポートライン

132.137

青の点線のライン

131.956

緑の点線のライン

131.804

緑の極太のライン

131.717

緑の点線のライン

131.292

青の極太のライン

131.030

青の点線のライン

130.916

緑の実線のライン

130.858

緑の点線のライン

130.699

青の点線のライン

130.604

緑の点線のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのサポートライン。

ユーロ/円の解説

【日足】

ユーロ円の日足の形状は、上昇トレンドの状態にあり、9月8日から『押し目無き上昇』が継続してきましたが、今週に入ってから2日続落した事で、まとまった押しが入った形となっています。

黄色のラインは9月8日~9月21日にかけての上昇に対して、フィボナッチリトレースメントをあてたものになります。

131.804・・・50.0%戻しラインの近辺

131.292・・・61.8%戻しラインの近辺

上記のサポートラインがフィボナッチリトレースメントのラインと重なるようなレベルに存在しており、注目されるラインとなってきそうです。

【1時間足】

今週に入ってからの下落によって、日足レベルで『押し』が入った格好になっています。

これを受けて、中期トレンドの方波(オレンジのラインで描いた波)をひとまず確定させる事が出来ます。

基本的には、『131.804』・『131.292』の日足レベルでのサポートラインを中心にマークしながら、中期トレンドの方波に対する押し目買いの機会を狙って行くという事で良いかと思います。

ユーロ/ドル

ユーロドル日足チャート2017年09月26日
ユーロドル1時間足チャート2017年09月26日

日足

1時間足

※タブで日足・1時間足・短期足を切り替えられます。

ユーロ/ドルの値動き

始値:1.18976

高値:1.19357

安値:1.18312

終値:1.18470

-50.6pips(高値から安値:104.5pips)

ユーロ/ドルのレジスタンスライン

1.20387

ピンクの点線のライン

1.20312

ピンクの極太のライン

1.20205

ピンクの点線のライン

1.20134

ピンクの点線のライン

1.19946

ピンクの点線のライン

1.19926

ピンクの極太のライン

1.19709

ピンクの点線のライン

1.19618

赤の点線のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。

ユーロ/ドルのサポートライン

1.19297

青の点線のライン

1.19130

緑の点線のライン

1.19017

青の点線のライン

1.18838

青の極太のライン

1.18723

青の点線のライン

1.18617

青の極太のライン

1.18570

青の点線のライン

1.18365

緑の実線のライン

※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。

※太字のモノは日足レベルのサポートライン。

ユーロ/ドルの解説

【日足】

ユーロドルは日足レベルの上昇トレンドが継続中の状態にありましたが、昨日の値動きによって、三尊のネックライン(『1.18617』)を下抜いてきました。

ユーロドルは、日足のレベルではかなり長い間、上昇トレンドが継続してきましたが、一旦、ロングポジションを手仕舞う必要性が出てきました。

三尊のネックラインを下抜いたとはいえ、まだいくつか日足レベルでのサポートラインが存在していますので、そういったラインから再度上昇と言う事も無いとは言えませんが、私は今日の寄り付きで全てのロングポジションを利食っています。

日足を見て行くと『DL1』の安値を下抜いてしまうと当分マトモなサポートラインが無い為、注目されてくるラインとなりそうです。

【1時間足】

日足のパートで説明した通り、日足レベルでは三尊のネックラインを下抜けています。

日足レベルの波形は、トレンドレスの状態にありますが、ダウ理論の分類で言えば『先行期』にある可能性があります。

打診売りを仕掛けるチャンスを探していくと言う事で、当面は1時間足レベルでの波形の折り返しを見て行くという事で良いかと思います。

本日発表の経済指標等

本日は、以下のような経済指標の発表が予定されています。

06:45 【ニュージーランド】 8月貿易収支

08:50 【日本】 日銀・金融政策決定会合議事要旨

08:50 【日本】 8月企業向けサービス価格指数(前年同月比)

09:00 【ニュージーランド】 9月NBNZ企業信頼感

22:00 【米国】 7月ケース・シラー米住宅価格指数

22:00 【米国】 7月ケース・シラー米住宅価格指数(前年同月比)

23:00 【米国】 8月新築住宅販売件数(前月比)

23:00 【米国】 9月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)

23:00 【米国】 9月リッチモンド連銀製造業指数

23:00 【米国】 8月新築住宅販売件数(年率換算件数)

25:00 【米国】 イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長、発言