為替相場は全体に小動き。イエレン議長『均衡金利の下方修正、市場やや早かった』
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昨日の為替市場は、終値ベースで見れば全体に小動きとなりました。
特段大きな材料は出ませんでしたが、イエレン議長はニューヨーク大学での討論会でバランスシートの縮小は『これまでのところ順調』と述べた上で、経済が加速も減速もしない金利水準である『均衡金利』について『近年は、市場が、われわれより若干早く(均衡金利の水準を)下方修正している』との見方を示した。
ドル/円
日足
1時間足
※タブで日足・1時間足を切り替えられます。
ドル/円の値動き
始値:112.594
高値:112.695
安値:112.168
終値:112.432
-16.2pips(高値から安値:52.7pips)
ドル/円のレジスタンスライン
113.300
赤の点線のライン
113.235
ピンクの点線のライン
113.156
赤の極太のライン
113.105
ピンクの点線のライン
112.754
赤の点線のライン
112.672
ピンクの点線のライン
112.580
ピンクの点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。
ドル/円のサポートライン
112.299
青の点線のライン
112.237
青の点線のライン
112.181
緑の点線のライン
112.011
青の点線のライン
111.978
青の点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのサポートライン。
ドル/円の解説
【日足】
ドル円は、上『113.156』のレジスタンスライン、下『111.757』並びに『111.719』のサポートラインに挟まれたエリアでの値動きとなっており、昨日に関してはエリアの真ん中辺りで推移となりました。
売り・買いどちらにせよ中途半端なレベルでの値動きとなっている感が否めず、個人的にはあまりトレードをしたいとは思えないレベルでの値動きとなっています。
【1時間足】
チャート画像に描いた青いラインの波は値動きを細かく見た波、緑のラインの波は値動きを大雑把に見た波になりますが、緑の波は高値・安値切り下げのダウ理論的に言う下落トレンドの状態にあり、青の波は白い楕円の部分でダブルボトムを形成、ネックラインを上方にブレイクして上昇中というのが昨日の寄り付き時点での状態でした。
チャート画像赤の楕円の部分において、ダブルボトムを形成していますが、結果的にこれがダマシとなって下落、白い楕円のダブルボトムのネックラインから再反発という値動きとなっています。
青の波が上昇トレンドの形状になったとしても、緑の波の形状が崩れるまでは売り目線で相場を見ている人がいるという事でもあり、どちらかの目線が支配的な見方とは言えない上、日足レベルのサポレジから距離という観点から見れば、ちょうど中間くらいのレベルでもあるという状況であり、トレードをする上での不透明感が高い1日であったと言えようかと思います。
こういった時のトレードは難しいトレードになりがちな上、巡行する時間帯が短くなりがちで苦労の割に見入りが少なくなりがちですので、昨日に関しては様子見推奨の相場であったかと思います。
ユーロ/円
日足
1時間足
※タブで日足・1時間足を切り替えられます。
ユーロ/円の値動き
始値:132.029
高値:132.260
安値:131.563
終値:131.956
-7.3pips(高値から安値:69.7pips)
ユーロ/円のレジスタンスライン
133.440
赤の点線のライン
133.398
ピンクの点線のライン
133.133
ピンクの点線のライン
132.841
ピンクの点線のライン
132.680
赤の点線のライン
132.564
赤の点線のライン
132.306
ピンクの点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。
ユーロ/円のサポートライン
131.980
青の極太のライン
131.818
青の極太のライン
131.659
緑の点線のライン
131.387
青の点線のライン
131.292
青の極太のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのサポートライン。
ユーロ/円の解説
【日足】
ユーロ円は上下にヒゲのある小陰線となりましたが、『131.980』のサポートラインを抜けきれずに引けています。
【1時間足】
全体として方向感のない値動きとなりましたが、『131.659』~『132.306』のレンジとしてみておけばよいように思います。
『131.980』・『131.818』・『131.292』の日足レベルのサポートラインの近辺での波の折り返しを見て行く事が基本姿勢となりますが、昨日に関しては波を描き難い値動きであったように思います。
無理に描く必要はなく、時が経って描けるようになった時に波を描いて判断をして行っても遅くありませんので、焦らずにじっくりと波を描いていくようにしましょう。
ユーロ/ドル
日足
1時間足
※タブで日足・1時間足・短期足を切り替えられます。
ユーロ/ドルの値動き
始値:1.17316
高値:1.17570
安値:1.17125
終値:1.17370
+5.4pips(高値から安値:44.5pips)
ユーロ/ドルのレジスタンスライン
1.18194
ピンクの点線のライン
1.18115
ピンクの極太のライン
1.18009
ピンクの点線のライン
1.17981
ピンクの点線のライン
1.17455
ピンクの点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。
ユーロ/ドルのサポートライン
1.17146
青の点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのサポートライン。
ユーロ/ドルの解説
【日足】
ユーロドルは『1.16560』のサポートラインと『1.18115』のレジスタンスラインに挟まれたエリアのちょうど中間あたりでの値動きとなっており、日足のレベル感としては仕掛けにくいレベルにあると言えます。
【1時間足】
白い楕円の部分でダブルトップを形成、ネックラインを下抜き一度は下落したものの山のライン以上まで戻されてきています。
日足のレベル感としては中途半端なレベルにあった事からしても、昨日に関しては様子見という事で良かったかと思います。
本日発表の経済指標等
本日は、以下のような経済指標の発表が予定されています。
08:00 【米国】 イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長、発言
17:00 【南アフリカ】 10月消費者物価指数(CPI)(前月比)
17:00 【南アフリカ】 10月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
21:00 【米国】 MBA住宅ローン申請指数(前週比)
22:30 【米国】 前週分新規失業保険申請件数
22:30 【米国】 10月耐久財受注(前月比)
22:30 【米国】 10月耐久財受注・輸送用機器除く(前月比)
24:00 【米国】 11月ミシガン大学消費者態度指数・確報値
24:00 【ユーロ】 11月消費者信頼感(速報値)
28:00 【米国】 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨