米朝首脳会談中止でリスク回避
更新日時:
5月12日の為替市場は、トランプ米大統領が北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長宛てに書簡を送り、来月12日に開催される予定だった米朝首脳会談を中止すると通告したことを受けて、円買いが活発化しました。
書簡には『あなたは核能力を誇示するが、我々の核はとても大量で強力なため、使用されないことを神に祈る』との記述もあったとの報道もあります。
これを受けて米国株が下げ幅を拡大、米国債利回り低下、リスク回避の円買いが活発化という流れとなり、クロス円も軒並み下落しています。
ドル/円
日足
1時間足
※タブで日足・1時間足を切り替えられます。
ドル/円の値動き
始値:110.061
高値:110.080
安値:108.945
終値:109.237
-82.4pips(高値から安値:113.5pips)
ドル/円のレジスタンスライン
111.440
ピンクの点線のライン
111.351
ピンクの点線のライン
111.283
ピンクの極太のライン
111.115
ピンクの点線のライン
111.032
ピンクの極太のライン
111.013
ピンクの点線のライン
110.611
赤の点線のライン
110.572
赤の点線のライン
110.282
ピンクの点線のライン
109.699
ピンクの点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。
ドル/円のサポートライン
109.026
青の極太のライン
108.892
青の点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのサポートライン。
ドル/円の解説
【日足】
5月24日のドル円の日足の形状は、下ヒゲが気持ち長い感じがするものの、実体がしっかりした陰線となりました。
直近の日足の波(白い波)は、安値・高値切り上げのダウ理論的に言う上昇トレンドの形状にあります。
参考ページ:ダウ理論~FXで勝つ為に必要な事は全てダウ理論に含まれている~
昨日の値動きによって、白い波のラス押し安値ライン『109.026』にワンタッチしてきました。
黄色の水平線は『104.639』~『111.032』までの上昇に対してフィボナッチリトレースメントをあてたものになります。
『104.639』~『111.032』までの上昇の経過としては、浅い押しを付けながら上昇しており、これらの押しを押しとは考えず一本の片波として見るという向きもあろうかと思われますので、ラス押し安値ライン『109.026』を下抜いて行くような事が起こった場合には、そういう見方もあるかもしれないという事を頭の片隅に置いておく必要があります。
【1時間足】
日足のパートでも述べたように日足のサポートライン『109.026』にワンタッチしてきています。
昨日終盤~本日これまでの値動きを見る限り小反発してきていますが、青や白の波の方向性を崩すという所に迄は至っていない状況にあります。
買いを考える場合でも、波の反転を観測してから入るようにしましょう。
ユーロ/円
日足
1時間足
※タブで日足・1時間足を切り替えられます。
ユーロ/円の値動き
始値:128.710
高値:128.866
安値:127.709
終値:128.022
-68.8pips(高値から安値:115.7pips)
ユーロ/円のレジスタンスライン
131.326
ピンクの点線のライン
131.253
ピンクの点線のライン
130.925
ピンクの極太のライン
130.611
赤の点線のライン
130.260
赤の点線のライン
129.562
赤の点線のライン
129.457
赤の極太のライン
129.274
赤の極太のライン
129.163
赤の点線のライン
128.910
ピンクの点線のライン
128.765
ピンクの点線のライン
128.406
赤の極太のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。
ユーロ/円のサポートライン
127.830
青の点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのサポートライン。
ユーロ/円の解説
【日足】
5月24日のユーロ円の日足の形状は、実体がしっかりした感じの陰線となりました。
今日はいつもより長めの期間が写っているチャート画像を持ってきました。
ユーロ円は昨年の4月から今年の2月にかけて、『115.194』~『137.176』まで上昇してきました。
黄色の水平線は『115.194』~『137.176』までの上昇に対して、フィボナッチリトレースメントをあてたものになります。
日足のサポレジは比較的距離がある分布となっており、昨日の値動きによって38.2%戻しラインと重なるレベルにある『128.406』を破ってきています。
ピンクの上昇の片波に対する押しと考えれば、125円以下まで下がっても不思議はないと言えますので、『そろそろ・・・』的な感じで安易に仕掛けてつまらない負け方をしないように心掛けましょう。
【1時間足】
5月24日のユーロ円は、上げ下げあったものの、終わってみればギリギリ128円台で引けています。
短期的には下目線になったという所で、日足のサポートラインには気を付けながら、戻り売りのタイミングを模索していくという事で良いかと思います。
ユーロ/ドル
日足
1時間足
※タブで日足・1時間足・短期足を切り替えられます。
ユーロ/ドルの値動き
始値:1.16939
高値:1.17494
安値:1.16899
終値:1.17184
+24.5pips(高値から安値:59.5pips)
ユーロ/ドルのレジスタンスライン
1.18646
ピンクの点線のライン
1.18492
赤の極太のライン
1.18465
ピンクの点線のライン
1.18329
ピンクの点線のライン
1.18224
ピンクの点線のライン
1.17885
ピンクの点線のライン
1.17719
赤の点線のライン
1.17510
赤の点線のライン
1.17400
赤の極太のライン
1.17316
赤の極太のライン
1.17129
赤の点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。
ユーロ/ドルのサポートライン
1.16777
青の点線のライン
※寄り付き時点の状態。当日の値動きによって消滅・サポレジ転換の可能性アリ。
※太字のモノは日足レベルのレジスタンスライン。
ユーロ/ドルの解説
【日足】
5月24日のユーロドルの日足の形状は、気持ち上ヒゲが長めの小陽線となりました。
オレンジの波のラス押し安値『1.17400』とピンクの波のラス押し安値『1.15838』で形成されたゾーン(青紫のボックスのゾーン)の内側での値動きが続いていますが、上辺ラインがレジスタンスラインとして機能している感もあります。
【1時間足】
5月24日のユーロドルは、上昇傾向での値動きとなりました。
日足のパートでも述べたように『1.17400』・『1.17316』といった日足のラインがサポレジ転換した感もあり、『1.17400』・『1.17316』の付近でダブルトップを形成しています。
30pipsくらいを取りに行くトレードをするのであれば、売ってみるもアリかとは思いますが、大きな流れに乗って行くという事であれば、日足の青紫のゾーンを破るかどうかという事を見極めるまでは触らないという事で良いかと思います。
本日発表の経済指標等
本日は、以下のような経済指標の発表が予定されています。
08:30【日本】5月東京都区部消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く)(前年同月比)
16:15【スイス】1-3月期四半期鉱工業生産 (前年同期比)
17:30【英国】1-3月期四半期国内総生産(GDP、改定値)(前年同期比)
17:30【英国】1-3月期四半期国内総生産(GDP、改定値)(前期比)
21:30【米国】4月耐久財受注(前月比)
21:30【米国】4月耐久財受注・輸送用機器除く(前月比)
22:20【米国】パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言
23:00【米国】5月ミシガン大学消費者態度指数・確報値