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イタリア国民投票は憲法改正案否決~レンツィ首相辞任へ~

更新日時:

昨日は、イタリアで憲法改正を問う国民投票が行われ、開票の結果否決されました。

これを受けて、レンツィ首相は辞意を表明しています。

為替相場は、下窓を開けて寄り付きましたが、元々、否決の予想が大半であった為、予想通りの結果と言う事でユーロは買い戻される形となりました。

ドル/円の環境認識

ドル円1時間足20161206-01

上の画像はドル円1時間足チャートです。

昨日寄り付きの段階では、中期トレンドは、白い楕円で囲ったダブルトップの右側の山が微妙に高値を切り下げているので、厳密に言えば下落トレンドの形状にあると言えますが、この状態をダウ理論的に言う高値安値切り下げの下落トレンドと言うのは少し無理があるように思えますので、トレンドレス~やや下方向?くらいの状態と考えるという事で良かったかと思います。

ドル/円の値動きの考察

ドル円1時間足20161206-02

上の画像はドル円1時間足チャートを大きめに表示したものです。

昨日のドル円は、下窓を開けて寄り付きましたが、NY時間まで買い戻し優勢の流れとなり、一時『114.763』を付ける局面もありましたが、その後、再度売られる展開となりましたが、引けにかけて戻し113後半で引けています。

俯瞰すれば、『114.671』のラインがレジスタンスラインとして機能したという事になろうかと思います。

昨日の値動きは荒っぽい値動きとなりましたが、中期トレンド(オレンジ色の波)は、高値を切り下げる形になっています。

白い楕円で囲った部分の上昇を中期トレンドに対する戻りと考えるのであれば、深めの戻りが入ったという事になりますが、中期トレンドに明確な方向性があるとは言い難い形状になっていると思いますので、分かり易い形状になるまで触らないという事でも良いかと思います。

ユーロ/円の環境認識

ユーロ円1時間足20161206-01

上の画像はユーロ円1時間足チャートです。

中期トレンド(オレンジ色の波)は、昨日寄り付き時点では下落トレンドの形状でしたが、大きく買い戻された事によって、白い楕円で囲った部分の下落トレンドの流れを崩しています。

中期トレンドは完全に上昇トレンドの形になったわけではありませんが、エリオット波動理論的に言う1波もしくはA波と思しき波が出た形になっています。

ユーロ/円の値動きの考察

ユーロ円1時間足20161206-02

上の画像は、ユーロ円1時間足チャートを大きめに表示したものです。

昨日のユーロ円は、下窓を開けて寄り付きましたが、下落の勢いは寄り付きから1時間だけで、その後は終日買戻し優勢の値動きとなり、122ミドル位の水準で引けています。

重複となりますが、昨日の値動きを経て、中期トレンド(オレンジ色の波)は下落トレンドの形状を崩しており、完全に上目線に切り替わったわけではありませんが、押し目買いを狙って行くという方針で良いように思います。

ユーロ/ドルの環境認識

ユーロドル1時間足20161206-01

上の画像はユーロドル1時間足チャートです。

中期トレンド(オレンジ色の波)は、昨日寄り付き時点では下落トレンドの形状でしたが、大きく買い戻された事によって、白い楕円で囲った部分の下落トレンドの流れを崩しています。

中期トレンドは完全に上昇トレンドの形になったわけではありませんが、エリオット波動理論的に言う1波もしくはA波と思しき波が出た形になっています。

ユーロ/ドルの値動きの考察

ユーロドル1時間足20161206-02

上の画像はユーロドル1時間足チャートを大きめに表示したものです。

昨日のユーロドルはユーロ円同様、下窓を開けて寄り付きましたが、下落の勢いは寄り付きから1時間だけで、その後は終日買戻し優勢の値動きとなりました。

俯瞰すれば、『1.05285』のラインがサポートラインとして機能した形となっています。

重複となりますが、昨日の値動きを経て、中期トレンド(オレンジ色の波)は下落トレンドの形状を崩しており、完全に上目線に切り替わったわけではありませんが、押し目買いを狙って行くという方針で良いように思います。