ストキャスティクスを改良したオシレーターを表示するMT4インジケーター「SMI_Correct」
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MT4にはストキャスティクスがインストールされていますが、ダマしのシグナルの多さに悩まされた経験はないでしょうか。
「SMI_Correct」はストキャスティクスをベースにしたインジケーターで、次のような方に向いています。
ストキャスティクスのダマしのシグナルに悩まされている方
ストキャスティクスをよく使用する方
値動きの転換を捉えたい方
上記のような方のためにこの記事では、「SMI_Correct」について解説します。
SMI_Correctの概要
「SMI_Correct」を起動すると白と赤色のラインがサブウィンドウに表示されます。
白のラインはSMI、赤色のラインはシグナルです。
インジケーター見方はストキャスティクスと似ており、インジケーターの値が買われ過ぎ水準を越えた後に再び閾値を下回った場合は、価格が下方転換する可能性を示しています。
反対に売られ過ぎ水準を下回った後に再び閾値を上回った場合は、価格が上方転換する可能性を示しています
SMI_Correctを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
SMI_Correctのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
SMI_Correctのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
Period_Q | 価格の検出期間 初期値:13 高値・安値を検出する期間を設定します。 |
Period_R |
1回目の平滑化期間 初期値:25 指数平滑移動平均の算出期間を設定します。 |
Period_S |
2回目の平滑化期間 初期値:2 指数平滑平均の算出期間を設定します。 |
Signal |
シグナル平滑化期間 初期値:5 シグナルラインの平滑化期間を設定します。 |
ShowBars |
表示期間 初期値:1000 インジケーターを表示する期間を設定します。 |
「Period_Q」は高値と安値を検出する期間を設定するための項目です。
値に応じてインジケーターに反映される値動きの期間が変化し、大きな値に設定すると長期的な値動きが反映されます。
「Period_R」と「Period_S」は平滑化期間を設定するための項目で、大きな値に設定するほど滑らかなラインが表示されます。
「Signal」はシグナルラインの平滑化期間を設定するための項目で、メインラインに対するシグナルの追従速度が変化します。
まとめ
「SMI_Correct」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。
ストキャスティクスをベースにしたインジケーター。
インジケーターの値が買われ過ぎ水準を一度超えた後に同水準を下回った場合は、値動きが下方転換する可能性を示唆している。
インジケーターの値が売られ過ぎ水準を一度下回った後に同水準を上回った場合は、値動きが上方転換する可能性を示唆している。
「SMI_Correct」は、値動きの転換を捉えたい方に向いているインジケーターです。
ストキャスティクスのダマしのシグナルに悩まされている方は、一度試してみると良いでしょう。