トレンド相場でのエントリーのタイミングを矢印で表示するMT4インジケーター「StochCross_CCI_v2」
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トレンドでエントリーするタイミングを分析できる方法があればと考えたことはないでしょうか。
「StochCross_CCI_v2」は、2つのオシレーターをベースにしたインジケーターで、次のような方に向いています。
トレンド相場でのエントリーのタイミングを分析したい方
サイクルを考慮して取引している方
この記事では「StochCross_CCI_v2」について詳しく解説します。
StochCross_CCI_v2の概要
「StochCross_CCI_v2」を起動すると、チャート上に矢印が表示されます。
「StochCross_CCI_v2」は、長期のCCIでトレンドの方向を分析し、ストキャスティクスと短期のCCIでエントリーのタイミングを表示しています。
赤色の下向きの矢印は売りシグナル、青色の上向きの矢印は買いシグナルです。
トレンドに逆らった方向にシグナルが表示される頻度が少ないので、トレンド相場でよく取引する方にとっては扱いやすいインジケータと言えるでしょう。
StochCross_CCI_v2を表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
StochCross_CCI_v2のダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
StochCross_CCI_v2のパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
「StochCross_CCI_v2」のパラメーターは、ストキャスティクスに関する項目と、CCIに関する項目、アラートに関する項目で構成されています。
入力項目 | 入力内容 |
KPeriod1 |
%Kの期間 初期値:5 ストキャスティクスの%Kの算出期間を設定します。 |
DPeriod1 |
%Dの期間 初期値:3 ストキャスティクスの%Dの算出期間を設定します。 |
Slowing1 |
スローイング期間 初期値:3 ストキャスティクスのスローイング期間を設定します。 |
MAMethod1 |
移動平均の種類 初期値:1 ストキャスティクスに使用する移動平均の種類を設定します。 |
PriceField1 |
適用価格 初期値:0 ストキャスティクスの適用価格を設定します。 |
TrendCCI_Period |
トレンドCCIの期間 初期値:50 トレンドCCIの算出期間を設定します。 |
EntryCCI_Period |
エントリーCCIの期間 初期値:14 エントリーCCIの算出期間を設定します。 |
AlertOn |
アラート 初期値:false trueに設定するとアラートが有効になります。 |
「KPeriod1」「DPeriod1」「Slowing1」は、ストキャスティクスの各移動平均の算出期間を設定するための項目です。
設定した値に応じてそれぞれの移動平均の反応速度が変化します。
「TrendCCI_Period」「EntryCCI_Period」は、それぞれのCCIの算出期間を設定するための項目です。
設定した値に応じてCCIに反映されるサイクルの期間が変化します。
まとめ
「StochCross_CCI_v2」の特徴をまとめると以下のようになります。
ストキャスティクスとCCIがベースになっている。
青色の上向きの矢印は買いシグナル。
赤色の下向きの矢印は売りシグナル。
「StochCross_CCI_v2」は、トレンドを捉えたい方に適したインジケーターです。
動意の薄い相場ではダマしのシグナルが多くなるので、使用する際は注意しましょう。