RSIの値をもとに算出したストキャスティクスを表示するMT4インジケーター「StocRSI_21」
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トレンドの有無を確認できるインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。
「StocRSI_21」は、RSIとストキャスティクスをベースにしたインジケーターで、次のような方に向いています。
トレンドの有無を分析したい方
トレンドの方向を分析したい方
シグナルが分かりやすいインジケーターを探している方
以上のような方のためにこの記事では、「StocRSI_21」について解説します。
StocRSI_21の概要
「StocRSI_21」は、RSIの値もともに算出したストキャスティクスを表示するインジケーターです。
「StocRSI_21」は赤色のラインで表示され、価格と逆方向に動きます。
価格が上昇した場合はインジケーターの値が減少し、価格が下降した場合は増加します。
「StocRSI_21」はトレンドが始まると、極端な水準で推移することが多いです。
上昇トレンドではサブウィンドウの下部に張り付いた状態になり、下降トレンドでは上部に張り付いた状態になります。
中間水準で推移することがあまりないため、シグナルが分かりやすいインジケーターと言えるでしょう。
ただし、「StocRSI_21」のみで、エントリーのタイミングを分析することはできないため、ほかのインジケーターと組み合わせて使用する必要があります。
StocRSI_21を表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
StocRSI_21のダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT4のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
StocRSI_21のパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
「StocRSI_21」のパラメーターは、RSIに関する項目とストキャスティクスに関する項目、インジケーターを表示する範囲を設定する項目で構成されています。
入力項目 | 入力内容 |
Len1 |
RSIの期間 初期値:8 RSIの算出期間を設定します。 |
Len2 |
RSIの合計期間 初期値:8 RSIを合計する期間を設定します。 |
Len3 |
ストキャスティクスの期間 初期値:5 ストキャスティクスの算出期間を設定します。 |
CountBars |
表示期間 初期値:950 インジケーターを表示する期間を設定します。 |
「Len1」はRSIの算出期間を設定するための項目で、値に応じてRSIの反応速度が変化します。
「Len3」は、ストキャスティクスの算出期間を設定するための項目です。
小さな値に設定するとストキャスティクスの反応が俊敏になります。
「CountBars」は、インジケーターを表示する範囲を設定するための項目で、ローソク足の本数で期間を指定します。
まとめ
「StocRSI_21」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。
価格と反対方向に動く。
価格が上昇するとインジケーターの値が下に張り付いた状態で推移する。
価格が下降するとインジケーターの値が上に張り付いた状態で推移する。
「StocRSI_21」は、トレンドの有無を分析したい方に向いているインジケーターです。
トレンドが発生すると、インジケーターがすぐに極端な水準に到達するため、シグナルの解釈に迷うことも少ないでしょう。