ストキャスティクスのラインの交差を矢印で表示するMT4インジケーター「wajdyss_Stochastic_indicator_v1」

更新日時：2020年09月09日 21:29

wajdyss_Stochastic_indicator_v1スクリーンショット

ストキャスティクスは直近の価格が一定期間のレンジに対して、どのような位置にあるのかをもとにしたオシレーターで、％Kと％Dを用いるファーストストキャスティクスと、％Dと％Dを平滑化したラインを用いるスローストキャスティクスがあります。

「wajdyss_Stochastic_indicator_v1」は、ストキャスティクスの2本のラインが交差したポイントと方向を矢印で表示するインジケーターで、次のような方に向いています。

この記事では、「wajdyss_Stochastic_indicator_v1」について詳しく解説します。

wajdyss_Stochastic_indicator_v1の概要

インジケーターを起動するとチャート上に矢印が表示されます。

黄緑色の上向きの矢印は動きの速いラインが遅い方のラインを下から上に抜けたことを示しており、下向きの赤い矢印は速いラインが遅いラインを上から下に抜けたことを示しています。

「wajdyss_Stochastic_indicator_v1」が示すのはラインの交差のみで、買われ過ぎ水準/売られ過ぎ水準に達したことを知らせるものではないので留意しておきましょう。

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

wajdyss_Stochastic_indicator_v1のダウンロード先は以下となります。

※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。

wajdyss_Stochastic_indicator_v1

MT4のインジケーター追加（インストール）の手順を説明ページを作ってみました。追加（インストール）手順が分からないという方はご参考下さい。

wajdyss_Stochastic_indicator_v1パラメーター画像

インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。

入力項目	入力内容
KPeriod	%K算出期間初期値：5 ストキャスティクスの％Kの算出期間を設定します。
Slowing	スローイング期間初期値：3 ストキャスティクスのスローイング期間を設定します。
DPeriod	%D算出期間初期値：3 ストキャスティクスの％Dの算出期間を設定します。
Pric_Field_Note	0=Low/High , 1=Close/Close
Price_Field	適用価格初期値：0 ストキャスティクスの適用価格を設定します。
MA_Method_Note	0 = Simple , 1 = Exponential , 2 = Smoothed , 3 = Linear
MA_Method	平滑化方法初期値：0 移動平均の種類を設定します。
alert	アラートの有効/無効初期値：true falseに設定されたアラートが無効になります。
file	アラートの音声ファイル名初期値：alert.wav アラートが発せられた時に再生する音声ファイルを指定します。
TextSize	テキストサイズ初期値：14 文字のサイズを設定します。
TextColor1	テキスト1の色初期値：Black テキスト1の表示色を設定します。
TextColor2	テキスト2の色初期値：Red テキスト2の表示色を設定します。
TextColor3	テキスト3の色初期値：Blue テキスト3の表示色を設定します。
TextColor4	テキスト4の色初期値：Black テキスト4の表示色を設定します。

「KPeriod」「Slowing」「DPeriod」は、ストキャスティクスの各ラインの算出期間を設定するための項目で、設定した期間に応じてインジケーターの反応速度が変化します。

「alert」はアラートの有効/無効を切り替えるための項目です。

デフォルトの状態ではアラートが有効になっているので、不要な場合はfalseに変更しましょう。

「wajdyss_Stochastic_indicator_v1」の特徴をまとめると以下のようになります。

「wajdyss_Stochastic_indicator_v1」は、ストキャスティクスが示す値動きの方向のみ分かれば良いという方におすすめです。

エントリーのタイミングを示すインジケーターではないので、他のインジケーターや手法と組み合わせて使用しましょう。