相場のサイクルを2本のラインで表示するMT5インジケーター「adaptivecybercycle」
更新日時:2022年07月12日 05:56相場のサイクルを分析できるインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。
「adaptivecybercycle」は、サイバーサイクルと呼ばれるインジケーターをベースにしたオシレーターで、次のような方に向いています。
相場のサイクルを分析したい方
エントリーすべき方向を分析したい方
上記のような方のためにこの記事では、「adaptivecybercycle」について解説します。
adaptivecybercycleの概要
「adaptivecybercycle」を起動するとサブウィンドウ上に2本のラインが表示されます。
「adaptivecybercycle」では、2本のラインの交差をシグナルとして使用します。
ライン同士のゴールデンクロスが発生した場合は、上昇トレンドのシグナルです。
反対にデッドクロスが発生した場合は、下降トレンドのシグナルです。
オリジナルのサイバーサイクルとは異なり、「adaptivecybercycle」では相場の状況に合わせてインジケーターの反応速度が自動的に調整されます。
adaptivecybercycleを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
adaptivecybercycleのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT5のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
adaptivecybercycleのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
「adaptivecybercycle」のパラメーターは、インジケーターに適用する比率を設定するための項目とシフトを設定する項目で構成されています。
入力項目 | 入力内容 |
Indicator ratio |
比率 初期値:0.07 「adaptivecybercycle」に適用する比率を設定します。 |
Horizontal shift of the indicator in bars |
水平方向のシフト 初期値:0 水平方向のオフセットを設定します。 |
「Indicator ratio」は、「adaptivecybercycle」に適用する比率を設定するための項目です。
設定した値に応じて「adaptivecybercycle」の感度が変化します。
「Horizontal shift of the indicator in bars」は、水平方向のオフセットを設定するための項目です。
値を変更するとラインの表示位置が左右に移動します。
まとめ
「adaptivecybercycle」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。
サイバーサイクルと呼ばれるインジケーターがベースになっている
相場のサイクルを分析
相場の状況に応じて反応速度が自動的に調整される
ラインの交差をシグナルとして使用する
「adaptivecybercycle」は、相場のサイクルをもとに取引したい方に向いているインジケーターです。
シグナルの精度を十分にチェックした上で使用した方がよいでしょう。