相場のトレンドとサイクルを表示するMT5インジケーター「Sinewave2」
更新日時:2022年08月02日 06:01トレンドが転換する兆候を分析できるインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。
「Sinewave2」は、Sinewaveをベースにしたインジケーターで、次のような方に向いています。
トレンドが転換する兆候を分析したい方
相場のサイクルにもとづいて取引したい方
以上のような方のためにこの記事では、「Sinewave2」について解説します。
Sinewave2の概要
「Sinewave2」とSinewaveは、CyclePeriodの値をもとに算出したtrend oscillatorです。
CyclePeriodを使用することで、相場の状況によってインジケーターの感度が変化するようになっています。
「Sinewave2」には、フィルタリング処理が施されており、Sinewaveと比較するとノイズが少なくなっている点が特徴です。
「Sinewave2」では、ストキャスティクスのように、2本のラインの交差をシグナルとして使用します。
トレンド相場では、2本のラインが平行に表示されます。
Sinewave2を表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
Sinewave2のダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT5のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
Sinewave2のパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
「Sinewave2」のパラメーターは、2つの項目で構成されています。
入力項目 | 入力内容 |
коэффициент индикатора |
比率 初期値:0.07 CyclePeriodの算出期間の比率を設定します。 |
сдвиг индикатора по горизонтали в барах |
水平方向のシフト 初期値:0 水平方向へのオフセットを設定します。 |
「коэффициент индикатора」は、CyclePeriodの算出期間の比率を設定するための項目です。
大きな値に設定するとインジケーターの感度が上がります。
反対に、小さな値に設定した場合、値動きに対する「Sinewave2」の反応が緩やかになります。
「сдвиг индикатора по горизонтали в барах」は、インジケーターのシフトを設定するための項目です。
正の値を入力する「Sinewave2」の表示位置が右に移動し、負の値を入力すると左に移動します。
0を入力するとシフトなしのラインが表示されます。
まとめ
「Sinewave2」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。
trend oscillatorをベースにして いる
Sinewaveのノイズを取り除いたラインを表示
ラインの交差がトレンド転換のシグナル
トレンド中はライン同士が平行になる
「Sinewave2」は、トレンドの転換を分析したい方に向いているインジケーターです。
Sinewaveよりもノイズが抑えられているので、ダマしのシグナルを避けたい方は「Sinewave2」を使用するとよいでしょう。