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相場のサイクルと値動きのズレを表示するMT5インジケーター「Sinewave」

更新日時:2022年07月27日 10:17

Sinewaveスクリーンショット


トレンドの転換を捉えられるインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。


「Sinewave」は、John Ehlersが考案したtrend oscillatorをベースにしたオシレーターで、次のような方に向いています。


  1. トレンドの転換を捉えたい方

  2. 値動きの周期をもとに取引したい方


上記のような方のためにこの記事では、「Sinewave」について解説します。


  1. Sinewaveの概要
  2. Sinewaveを表示する方法
  3. Sinewaveのパラメーター解説
  4. まとめ

Sinewaveの概要


「Sinewave」は、2本のラインで構成されるオシレーターです。


「Sinewave」は、値動きの周期と実際の値動きとのズレを表示します。


トレンド相場では2本のラインが平行に表示されます。


「Sinewave」では、2本のラインの交差をシグナルとして使用。


青色のラインが赤色のラインを下から上に抜いた場合は、トレンドが上に転換する可能性を示すシグナルです


反対に、青色のラインが赤色のラインを上から下に抜いた場合は、トレンドが下に転換する可能性があります。


若干早めにシグナルが出る傾向にあるので、ほかのインジケーターのシグナルも確認しながら使用した方がよいでしょう。


Sinewaveを表示する方法


まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

Sinewaveのダウンロード先は以下となります。


※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。


Sinewave


MT5のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。


MT5でインジケーターを追加(インストール)して使用する方法


Sinewaveのパラメーター解説


Sinewaveパラメーター画像


インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。


「Sinewave」のパラメーターは、算出期間の比率を設定するための項目と水平方向のシフトを設定するための項目で構成されています。


入力項目 入力内容

коэффициент индикатора

比率


初期値:0.07


CyclePeriodの算出期間の比率を設定します。

сдвиг индикатора по горизонтали в барах

水平方向のシフト


初期値:0


水平方向へのオフセットを設定します。


「коэффициент индикатора」は、CyclePeriodの算出期間の比率を設定するためのパラメーターです。


小さな値に設定するとインジケーターの変化が緩やかになり、大きな値に設定すると俊敏になります。


小さな値動きを捉えたい場合は、大きめの値にするとよいでしょう。


「сдвиг индикатора по горизонтали в барах」は、水平方向へのシフトを設定するためのパラメーターです。


0がシフトなし、負の値に設定すると左、正の値に設定するとラインが右に移動します。


まとめ


「Sinewave」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。


  1. John Ehlersが考案したtrend oscillatorをベースにしている

  2. 値動きの周期と実際の値動きとのズレを表示する

  3. トレンド相場では2本のラインが平行に移動する

  4. ラインの交差をシグナルとして用いる


「Sinewave」は、トレンドの転換を捉えたい方に向いているインジケーターです。


スパイク状のノイズが出ることもあるので、使用する場合は注意しましょう。


実戦で使用する前に、十分なテストを実施することをおすすめします。