相場のボラティリティに合わせて感度が変化するオシレーターを表示するMT5インジケーター「adaptivecgoscillator」
更新日時:2022年07月19日 10:26ボラティリティの影響を受けにくいオシレーターがあればと考えたことはないでしょうか。
「adaptivecgoscillator」は、相場のボラティリティによって感度が変化するCGオシレーターを表示するインジケーターで、次のような方に向いています。
ボラティリティの影響を受けにくいオシレーターを探している方
ボラティリティの変化が激しい相場で取引している方
以上のような方のためにこの記事では、「adaptivecgoscillator」について解説します。
adaptivecgoscillatorの概要
「adaptivecgoscillator」を使用するには、あらかじめMT5にCyclePeriodという相場のサイクルを表示するインジケーターをインストールしておく必要があるので注意しましょう。
「adaptivecgoscillator」は、ストキャスティクスをもとにしたCGオシレーターと呼ばれるインジケーターがベースになっています。
通常、CGオシレーターの算出には価格を用いますが、CyclePeriodを用いることで相場のボラティリティによる影響が抑えている点が「adaptivecgoscillator」の特徴です。
「adaptivecgoscillator」のラインの向きが変わった場合、トレンドが変化した可能性があります。
adaptivecgoscillatorを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
adaptivecgoscillatorのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT5のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
adaptivecgoscillatorのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
Indicator ratio |
比率 初期値:0.07 「adaptivecgoscillator」に適用する比率を設定します。 |
Horizontal shift of the indicator in bars |
水平方向のシフト 初期値:0 水平方向のオフセットを設定します。 |
「Indicator ratio」は、CGオシレーターを算出する際の平滑化期間の比率を設定するための項目です。
大きな値に設定するとインジケーターの反応が俊敏になります。
「Horizontal shift of the indicator in bars」は、「adaptivecgoscillator」のシフトを設定するための項目です。
0より大きな値を入力するとラインの表示位置が右に移動し、0より小さな値を入力すると左に移動します。
まとめ
「adaptivecgoscillator」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。
相場のボラティリティに応じて感度が変化するCGオシレーターを表示
価格ではなくCyclePeriodと呼ばれるインジケーターの値をもとに算出される
「adaptivecgoscillator」は、ボラティリティの変化が激しい相場で取引している方に向いているインジケーターです。
ボラティリティの影響を受けにくいオシレーターを探している方は、導入を検討してみるとよいでしょう。