トレンド・レンジを2本の線で表示するMT5インジケーター「Choppy Market Index」
更新日時:2018年12月29日 16:24
トレンド相場とレンジ相場両方で使えるインジケーターがあればと思ったことはありませんか?
CMI(Choppy Market Index)は、相場にトレンド存在するかどうかを確認するインジケーターで、CMIは以下の方法で算出されます。
直近の終値 ― n本前の終値・・・・①
( ①の絶対値 / (n本前までの最高値―n本前までの最安値)) × 100
CMIは60期間CMIとCMIの10期間移動平均線の2本の線と20本前のローソク足の終値を分析に使用します。
10期間移動平均が40以下にある時、現在の相場がレンジ相場である可能性を示し、直近の終値が20本前の終値より低い場合は売られ過ぎを示しています。
反対に直近の終値が20本前の終値より高い場合は買われ過ぎの可能性を示し、レンジ相場内でCMIが50以上になった場合には、現在の値動きが停滞もしくは反転する可能性を示しています。
10期間移動平均が60以上である場合、現在の相場にトレンドが存在している可能性を示しており、直近の終値が20本前の終値より高い場合は上昇トレンド、直近の終値が20本前の終値より低い場合は下降トレンドである可能性を示しています。
また、トレンド相場中にCMIが50以下に移動した場合、そのトレンドが終わる可能性を示しています。
Choppy_market_indexを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
↓↓↓↓↓インジケーターの導入手順が分からない方は↓↓↓↓↓
これでChoppy_market_indexが表示されました。
Choppy_market_indexのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
Choppiness index period |
CMIを算出する期間 |
Signal period |
CMIの移動平均を算出する期間 |
Signal method |
CMIの移動平均の計算方法 |
Level1 |
レンジ相場を判定する水準 |
Level2 |
相場転換を判定する水準 |
Level3 |
トレンド相場を判定する水準 |
CMIはトレンド相場・レンジ相場どちらの相場でも分析できるという利点がありますが、CMIの移動平均の算出方法や期間よっては大きく結果が変わりそうなので、導入する場合はパラメーターの設定を検討する必要があるかもしれません。
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