CCIのシグナルをバーで表示するMT5インジケーター「CCI_Bar」
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CCIのシグナルだけを、表示してくれるインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。
「CCI_Bar」は、CCIの状況を色つきのバーで表示するインジケーターで、次のような方に向いています。
CCIの大まかな状況を把握したい方
CCIをよく使用する方
上記のような方のためにこの記事では、「CCI_Bar」について解説します。
CCI_Barの概要
「CCI_Bar」を起動すると、サブウィンドウ上にバーが表示されます。
CCI(Commodity Channel Index)は、文字通りCommodity(石油や穀物等の商品)市場向けに考案されたもので、相場のサイクルを分析するオシレーターとして、為替相場のテクニカル分析にも用いられています。
「CCI_Bar」はCCIそのものを表示するのではなく、CCIの状態やシグナルを色つきのダイアグラムで表示します。
CCIの値が増加している場合には青色、減少している場合にはオレンジで表示され、買われ過ぎ/売られ過ぎ水準を超えた状態で、CCIが反転した場合にはグレーで表示されます。
買われ過ぎ水準を上から下にCCIが抜いた場合は赤で表示され、売られ過ぎ水準を下から上にCCIが抜いた場合は緑で表示されます。
導入に際しては、MT5に標準でインストールされているCCIと一緒に表示して、動作を確認することをおすすめします。
その際、通常のCCIの計算期間と買われ過ぎ/売られ過ぎ水準の値が、「CCI Bar」と同じになっているか確認しましょう。
一般的なCCIの設定では買われ過ぎ水準は100、売られ過ぎ水準は-100になっていることが多いですが、「CCI_Bar」では150と-150に設定されている為、必要に応じて調整した方が良いでしょう。
CCI_Barを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
CCI_Barのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT5のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
CCI_Barのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
CCI period |
CCI計算期間 初期値:45 CCIの算出期間を設定します。 |
Overbought |
買われ過ぎ水準 初期値:150.0 買われ過ぎと判断する水準を設定します。 |
Oversold |
売られ過ぎ水準 初期値:-150.0 売られ過ぎと判断する水準を設定します。 |
Buy entry level |
買いエントリー水準 初期値:-150 買いでエントリーする水準を設定します。 |
Sell entry level |
売りエントリー水準 初期値:150 売りでエントリーする水準を設定します。 |
「CCI period」は、CCIの算出期間を設定するための項目です。
設定した値に応じて、CCIに反映されるサイクルが変化します。
「Overbought」「Oversold」は、買われ過ぎ水準と売られ過ぎ水準を設定するための項目です。
ダマしのシグナルが多い場合は、調整すると良いでしょう。
まとめ
「CCI_Bar」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。
CCIの状態をバーの色の変化で表示する。
CCIの値が増加している場合には青色、減少している場合にはオレンジで表示される。
買われ過ぎ水準を上から下に抜いた場合は赤、売られ過ぎ水準を下から上に抜いた場合は緑で表示される。
「CCI_Bar」は、CCIのシグナルだけを表示したい方に適したインジケーターです。
CCIの大まかな状況が把握できれば十分という方は、導入を検討してみると良いでしょう。