OBOSとCCIのハイブリッドMT5インジケーター「CCI_OBOS_Crossover」
更新日時:2019年01月07日 17:23
テクニカルインジケーターにはそれぞれ長所・短所があり、複数のインジケーターを組み合わせて使用しているという方も多いのではないでしょうか?
この記事では、CCIとOBOSという2つのオシレーター系のインジケーターを1つにし、それによって発せられるシグナルのみをチャート上に表示するCCI_OBOS_Crossoverというインジケーターについて紹介していきます。
CCIは現在の値動きの幅が、過去の値動きの幅に対してどの程度の水準にあるのかを示すインジケーターで、100以上で買われ過ぎの可能性、-100以下で売られ過ぎの可能性を示すものです。
OBSOはUpとDownという2本のラインによって構成されるオシレーターで、CCI同様、100以上/-100以下で買われ過ぎ/売られ過ぎの可能性を示すものです。
CCI_OBOS_Crossoverは、CCIがOBOSのUpラインをクロスすることによってシグナルを発します。
CCI_OBOS_Crossoverを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
↓↓↓↓↓インジケーターの導入手順が分からない方は↓↓↓↓↓
これでCCI_OBOS_Crossoverが表示されました。
CCI_OBOS_Crossoverのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
OBOS period |
OBOSを算出する期間 |
CCI period |
CCIを算出する期間 |
Use OB/OS filter |
買われ過ぎ/売られ過ぎ水準でのフィルタリングの有無 |
Overbought |
買われ過ぎ水準 |
Oversold |
売られ過ぎ水準 |
CCIがOBOSのUpラインを下から上に抜いた場合、相場上昇の可能性があるというシグナルになり、チャート上に緑の点として表示され、CCIがUpラインを上から下に抜いた場合、相場下落の可能性があるというシグナルになり、チャート上に赤の点として表示されます。
パラメーターのUse OB/OS filterをYesに設定するとOBOSが売られ過ぎ水準より下にある場合、赤の点は表示されなくなり、買われ過ぎ水準水準より上にある場合には、緑の点は表示されなくなります。
このインジケーターはローソク足の始値に点を表示する様になっていますが、エントリーすべき水準を示しているわけではなく、このインジケーターによって得られる情報は、エントリーの方向とエントリーするタイミングの目安である為、エントリーの水準を判断する方法も必要に応じて用意しておく必要がありそうです。
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