マレー・マス・ラインをオシレーター化したMT5インジケーターを表示する「Murreys_Math_Oscillator」
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現在の価格が、買われ過ぎなのか売られ過ぎなのかを分析できるインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。
「Murreys_Math_Oscillator」は、マレーレベルをベースにしたインジケーターで次のような方に向いています。
現在の価格が買われ過ぎなのか売られ過ぎなのかを分析したい
マレーレベルを使用している方
この記事では「Murreys_Math_Oscillator」について詳しく解説します。
Murreys_Math_Oscillatorの概要
マレー・マス・ラインは、マレーレベルと呼ばれる0/8~8/8の9本のラインからなるチャネルです。
0/8が売られ過ぎ水準、8/8が買われ過ぎ水準、価格が4/8と交差した場合はトレンド転換したと判断します。
「Murreys_Math_Oscillator」は、価格がどのマレーレベルに達したのかをヒストグラムで表示するインジケーターです。
「Murreys_Math_Oscillator」は、下記の方法で算出されます。
Mid=期間内の最安値+任意のレベル調整乗数×(期間内の最高値―期間内の最安値)×4
MMO=2×(終値―Mid)/ (期間内の最高値―期間内の最安値)
初期設定の状態では、マレーラインのレベルは0/8~8/8ではなく-1~1までを0.25刻みで表示し、到達したレベルに応じてヒストグラムの色が変化します。
レベルはパラメーターで変更できますが、大きく変更すると表示される結果も大きく変化し、設定によってはマレーレベルが意味を成さなくなってしまうので注意が必要です。
Murreys_Math_Oscillatorを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
Murreys_Math_Oscillatorのダウンロード先は以下となります。
※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。
MT5のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。
Murreys_Math_Oscillatorのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
入力項目 | 入力内容 |
Period |
計算期間 初期値:100 Murreys_Math_Oscillatorの算出期間を設定します。 |
Multiplier |
レベル乗数 初期値:0.125 オシレーターのレベルを設定します。 |
Show levels |
レベルを表示する/しない 初期値:Yes Noに設定するとレベルが非表示になります。 |
「Period」は、「Murreys_Math_Oscillator」の算出期間を設定するための項目です。
大きな値に設定すると長期的な値動きがオシレーターに反映され、小さな値に設定すると短期的な値動きが反映されます。
「Multiplier」はマレーレベルの間隔を設定するための項目です。
大きな値に設定するほど、前レベルの間隔が広がります。
「Show levels」はレベルラインの表示・非表示を設定するための項目です。
Yesに設定するとラインが表示され、Noに設定すると非表示になります。
まとめ
「Murreys_Math_Oscillator」の特徴をまとめると以下のようになります。
価格がどのマレーレベルに到達しているのかヒストグラムで表示する。
到達したマレーレベルによってヒストグラムの色が変化する。
「Murreys_Math_Oscillator」は、トレンドの転換を分析したい方に向いているインジケーターです。
また、普段からマレーレベルを使用している方であれば、活用できる場面も多いのではないでしょうか。