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マレー・マス・ラインをオシレーター化したMT5インジケーターを表示する「Murreys_Math_Oscillator」

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Murreys_Math_Oscillatorスクリーンショット

現在の価格が、買われ過ぎなのか売られ過ぎなのかを分析できるインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。

「Murreys_Math_Oscillator」は、マレーレベルをベースにしたインジケーターで次のような方に向いています。

  1. 現在の価格が買われ過ぎなのか売られ過ぎなのかを分析したい

  2. マレーレベルを使用している方

この記事では「Murreys_Math_Oscillator」について詳しく解説します。

  1. Murreys_Math_Oscillatorの概要
  2. Murreys_Math_Oscillatorを表示する方法
  3. Murreys_Math_Oscillatorのパラメーター解説
  4. まとめ

Murreys_Math_Oscillatorの概要

マレー・マス・ラインは、マレーレベルと呼ばれる0/8~8/8の9本のラインからなるチャネルです。

0/8が売られ過ぎ水準、8/8が買われ過ぎ水準、価格が4/8と交差した場合はトレンド転換したと判断します。

「Murreys_Math_Oscillator」は、価格がどのマレーレベルに達したのかをヒストグラムで表示するインジケーターです。

「Murreys_Math_Oscillator」は、下記の方法で算出されます。

Mid=期間内の最安値+任意のレベル調整乗数×(期間内の最高値―期間内の最安値)×4

MMO=2×(終値―Mid)/ (期間内の最高値―期間内の最安値)

初期設定の状態では、マレーラインのレベルは0/8~8/8ではなく-1~1までを0.25刻みで表示し、到達したレベルに応じてヒストグラムの色が変化します。

レベルはパラメーターで変更できますが、大きく変更すると表示される結果も大きく変化し、設定によってはマレーレベルが意味を成さなくなってしまうので注意が必要です。

Murreys_Math_Oscillatorを表示する方法

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

Murreys_Math_Oscillatorのダウンロード先は以下となります。

※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。

Murreys_Math_Oscillator

MT5のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。

MT5でインジケーターを追加(インストール)して使用する方法

Murreys_Math_Oscillatorのパラメーター解説

Murreys_Math_Oscillatorパラメーター画像

インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。

入力項目 入力内容

Period

計算期間

初期値:100

Murreys_Math_Oscillatorの算出期間を設定します。

Multiplier

レベル乗数

初期値:0.125

オシレーターのレベルを設定します。

Show levels

レベルを表示する/しない

初期値:Yes

Noに設定するとレベルが非表示になります。

「Period」は、「Murreys_Math_Oscillator」の算出期間を設定するための項目です。

大きな値に設定すると長期的な値動きがオシレーターに反映され、小さな値に設定すると短期的な値動きが反映されます。

「Multiplier」はマレーレベルの間隔を設定するための項目です。

大きな値に設定するほど、前レベルの間隔が広がります。

「Show levels」はレベルラインの表示・非表示を設定するための項目です。

Yesに設定するとラインが表示され、Noに設定すると非表示になります。

まとめ

「Murreys_Math_Oscillator」の特徴をまとめると以下のようになります。

  1. 価格がどのマレーレベルに到達しているのかヒストグラムで表示する。

  2. 到達したマレーレベルによってヒストグラムの色が変化する。

「Murreys_Math_Oscillator」は、トレンドの転換を分析したい方に向いているインジケーターです。

また、普段からマレーレベルを使用している方であれば、活用できる場面も多いのではないでしょうか。