2つの移動平均の差の振り幅を表示するMT5インジケータ-「WILL_VAL」
更新日時:2019年01月28日 17:43
オシレーター系のインジケーターは似たような使い方のものをよく見かけますが、この記事で紹介するWILL_VALもその中の1つで、二つの期間の移動平均の差が、一定期間中のレンジ内でのどの水準にあるのかを算出し、売られ過ぎ/買われ過ぎを判断するインジケーターで、計算方法は以下の通りです
WV=100×((直近の第1移動平均-直近の第2移動平均)-n期間中の最小値)/(n期間中の最大値-n期間中の最小値)
第1移動平均線と第2移動平均線は、共に終値をもとにした指数平滑移動平均線で、計算に用いられている最大値と最小値は2つの移動平均線の差の最大値と最小値ことです。
WILL_VALを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
↓↓↓↓↓インジケーターの導入手順が分からない方は↓↓↓↓↓
これでWILL_VALが表示されました。
WILL_VALのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
Instrument |
通貨ペア名 |
First EMA period |
第1移動平均 |
Second EMA period |
第2移動平均 |
Period |
計算期間 |
Overbought |
買われ過ぎ水準 |
Oversold |
売られ過ぎ水準 |
このインジケーターを使用する上で注意することは初回起動時には、インジケーターが表示されない為、一旦チャートの時間枠を切り替えて、再度分析したい時間枠のローソク足に切り替える必要がある点です。
インジケーターの見方は一般的なオシレーターと同じで、WILL_VALが75以上で買われ過ぎの可能性を示し、WILL_VALが25以下の時、売られ過ぎの可能性を示しています。
レンジ相場では概ね機能しているようですが、トレンド相場では、ダマしのシグナルが多くなる傾向にあるようです。
またトレンド終了直後もしばらくトレンドの影響を受ける為かダマしが多くなり注意が必要です。
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