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平滑化したアクセラレーターを表示するMT5インジケーター「vacc_01」

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vacc_01スクリーンショット

値動きの加速や減速をもとに、トレンドの方向を分析できるインジケーターがあればと考えたことはないでしょうか。

「vacc_01」は、平滑化したアクセラレターを表示するインジケーターで、次のような方に向いています。

  1. 値動きの加速や減速に着目して取引している方

  2. トレンドの転換を分析したい方

  3. ノイズの少ないアクセラレーターを探している方

上記のような方のためにこの記事では、「vacc_01」について解説します。

  1. vacc_01の概要
  2. vacc_01を表示する方法
  3. vacc_01のパラメーター解説
  4. まとめ

vacc_01の概要

「vacc_01」を起動すると、サブウィンドウ上に青色のラインが表示されます。

アクセラレーターは、価格の加速・減速をもとにトレンドの転換を分析するためのインジケーターで、MT5に標準でインストールされています。

MT5標準のアクセラレーターは、ヒストグラムで表示され、平滑化処理も施されていません。

一般的なアクセラレーターよりもノイズが少ない点が「vacc_01」の特徴です。

インジケーターの値が0レベルと交差した場合、トレンドが転換した可能性を示唆しています。

転換する方向は、ラインの向きと同じです。

使い方は、一般的なアクセラレーターと変わらないため、普段からアクセラレーターを使用している方であれば、使い方で戸惑うことは少ないでしょう。

vacc_01を表示する方法

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

vacc_01のダウンロード先は以下となります。

※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。

vacc_01

MT5のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。

MT5でインジケーターを追加(インストール)して使用する方法

vacc_01のパラメーター解説

vacc_01パラメーター画像

インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。

入力項目 入力内容

Acc period (1...100)

Acc期間

初期値:3

vacc_01の算出期間を設定します。

MA period (2...100)

平滑化期間

初期値:5

平滑化の度合いを設定します。

N History (32...1024)

表示範囲

初期値:255

インジケーターをチャートに表示する範囲を設定します。

「Acc period」は、「vacc_01」の算出期間を設定するための項目です。

「Acc period」は1から100までの値に設定する必要があり、ほかの値に設定した場合はエラーになるので注意しましょう。

「MA period」は、平滑化に用いる移動平均の算出期間を設定するための項目です。

「MA period」も設定できる値が決められており、2から100の間に設定する必要があります。

「N History」は、「vacc_01」をチャート上に表示する範囲を設定するための項目です。

100に設定した場合、直近のローソク足から100本前のローソク足までの範囲に「vacc_01」が表示されます。

「N History」も設定できる値が決まっており、32から1024の間に設定する必要があります。。

まとめ

「vacc_01」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。

  1. 平滑化したアクセラレーターを表示する。

  2. アクセラレーターが0レベルと交差した場合トレンドが転換したシグナル。

「vacc_01」は、トレンドの転換を分析したい方に向いているインジケーターです。

平滑化処理が施されているため、通常のアクセラレーターのノイズに悩まされている方は、試してみると良いでしょう。