シグナルを色の変化で知らせるTSIを表示するMT5インジケーター「Blau-tsi_trade」
更新日時:2019年06月21日 12:06
True Strength Index (TSI)は、William Blauによって考案されたオシレーターで、モメンタムを指数平滑移動平均を用いて平滑化したものです。
「Blau-tsi_trade」はWilliam Blauが用いたTSIのエントリー手法を視覚的にわかりやすくするために開発されたインジケーターで、インジケーターの値が0の水準を上向けて上昇している間は水色、0の水準を下抜けて下降している間はオレンジで表示されます。
William Blauが用いた手法は、インジケーターの値が0を抜けた後の値を確認してからエントリーするというもので、0より上の水準で上昇が継続する場合は買い、下の水準で下降が継続している場合は売りと判断します。
TSIの算出方法は以下の通りです。
m=直近の終値-N期間前の終値
EMA=mのN期間指数平滑移動平均
EMA2=EMAのS期間指数平滑移動平均
EMA3=mの絶対値のN期間指数平滑移動平均
EMA4=EMA3のS期間指数平滑移動平均
TSI=100×(EMA2/EMA4)
Blau-tsi_tradeを表示する方法
まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。
↓↓↓↓↓インジケーターの導入手順が分からない方は↓↓↓↓↓
これでBlau-tsi_tradeが表示されました。
Blau-tsi_tradeのパラメーター解説
インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。
パラメーターは、各種平滑化期間を設定する項目と適用価格を設定する項目で構成されています。
True strength index momentum smoothing period |
モメンタム平滑化期間 |
True strength index smoothing period 2 |
TSI平滑化期間 |
Price |
適用価格 |
TSIを既に使用しているという方は、「Blau-tsi_trade」を使用することでシグナルを視覚的に確認しやすくなります。
インジケーターの色でシグナルを確認できるため、TSIを使ったことがないという方でも使いやすいインジケーターなのではないでしょうか。
機械的にエントリーのタイミングを判断できるインジケーターではないため、いくらか慣れが必要なのではないかと思います。
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