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一定期間中のレンジをもとに買われ過ぎ・売られ過ぎを表示するMT5インジケーター「blau_sm_stochastic」

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blau_sm_stochasticスクリーンショット

値動きが転換するタイミングを、分析できるインジケーターがあればと考えたことがないでしょうか。

「blau_sm_stochastic」はWilliam BlauのStochastic Momentumをベースにしたオシレーターで、以下のような方に向いています。

  1. 値動きが転換するタイミングを分析したい方

  2. 逆張りでエントリーしたい方

この記事では「blau_sm_stochastic」について詳しく解説します。

  1. blau_sm_stochasticの概要
  2. blau_sm_stochasticを表示する方法
  3. blau_sm_stochasticのパラメーター解説
  4. まとめ

blau_sm_stochasticの概要

「blau_sm_stochastic」を起動すると、サブウィンドウ上にグレーのヒストグラムと赤色の ラインが表示されます。

ヒストグラムはStochastic Momentum、赤色の線はシグナルラインです。

「blau_sm_stochastic」では40が買われ過ぎ水準、-40が売られ過ぎ水準に設定されています。

3重に平滑化しているためノイズが少なく、それなりに反転を捉えられているように見受けられます。

しかし、トレンド相場ではダマしのシグナルも増えるので、使用する際は注意しましょう。

blau_sm_stochasticを表示する方法

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

blau_sm_stochasticのダウンロード先は以下となります。

※幣サイトではなく別サイトへのリンクが開きます。

blau_sm_stochastic

MT5のインジケーター追加(インストール)の手順を説明ページを作ってみました。追加(インストール)手順が分からないという方はご参考下さい。

MT5でインジケーターを追加(インストール)して使用する方法

blau_sm_stochasticのパラメーター解説

blau_sm_stochasticパラメーター画像

インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。

入力項目 入力内容

q - period of Stochastic Momentum

モメンタムの算出期間

初期値:5

モメンタムを算出する期間を設定します。

r - 1st EMA, applied to Stochastic Momentum

1回目平滑化期間

初期値:20

指数平滑移動平均の算出期間を設定します。

s - 2nd EMA, applied to the 1st smoothing

2回目平滑化期間

初期値:5

指数平滑移動平均の算出期間を設定します。

u - 3rd EMA, applied to the 2nd smoothing

2回目平滑化期間

初期値:3

指数平滑移動平均の算出期間を設定します。

ul - period of a Signal Line

シグナルの算出期間

初期値:3

シグナルの平滑化期間を設定します。

AppliedPrice - price type

適用価格

初期値:PRICE_CLOSE

blau_smの算出に用いる価格の種類を設定します。

「r - 1st EMA, applied to Stochastic Momentum」から「u - 3rd EMA, applied to the 2nd smoothing」までの項目は、EMAで平滑化する期間を設定するための項目です。

期間を長く設定するほど、滑らかなヒストグラムが表示されます。

「ul - period of a Signal Line」は、シグナルの平滑化期間を設定するための項目です。

大きな値に設定するほど、シグナルラインの描写が滑らかになります。

まとめ

「blau_sm_stochastic」について解説してきましたが要点をまとめると以下のようになります。

  1. William BlauのStochastic Momentumをベースにしている

  2. ヒストグラムはStochastic Momentumの値、赤色の線はシグナルライン

  3. インジケーターの値が40を超えると買われ過ぎ、-40を下回ると売られ過ぎの状態

「blau_sm_stochastic」は、値動きが転換するタイミングを分析したい方に向いているインジケーターです。

逆張り系の手法を使用している方であれば、活用できる場面があるのではないでしょうか。