サイバーサイクルの値をもとに算出したストキャスティクスを表示するMT5インジケーター「stochasticcybercycle」

更新日時：2022年07月19日 10:21

ボラティリティの急激な変化によって、インジケーターのシグナルが役に立たなくなってしまったという経験はないでしょうか。

「stochasticcybercycle」は、ボラティリティの影響を抑えたストキャスティクスで、以下のような方に向いています。

1. ボラティリティの影響を受けにくいオシレーターを探している方

2. ストキャスティクス使用している方

この記事では、「stochasticcybercycle」について詳しく解説します。

1. stochasticcybercycleの概要
2. stochasticcybercycleを表示する方法
3. stochasticcybercycleのパラメーター解説
4. まとめ

stochasticcybercycleの概要

「stochasticcybercycle」では、相場のサイクルを表示するサイバーサイクルと呼ばれるインジケーターの値をもとにストキャスティクを算出しています。

そのため、ボラティリティの変化によるインジケーターへの影響が抑えられています。

使い方は、一般的なストキャスティクスと同じです。

2本のラインの交差をシグナルとして使用します。

stochasticcybercycleを表示する方法

まずはインジケーターを入手しましょう。下記リンクからダウンロードして下さい。

stochasticcybercycleのパラメーター解説

インジケーター挿入時または表示済みのインジケーターを右クリックで表示されるウィンドウの「パラメーターの入力」から設定できます。

「Indicator ratio」は、サイバーサイクルに適用する比率を設定するための項目です。

「stochasticcybercycle」の感度を調整します。

「Indicator period」は、「stochasticcybercycle」の算出期間を設定するための項目です。

大きな値に設定すると、長期的なサイバーサイクルにもとづいた算出結果を表示します。

「Horizontal shift of the indicator in bars」は、インジケーターのシフトを設定するための項目です。

ラインの左右の表示位置を調整します。

まとめ

「stochasticcybercycle」について解説してきましたが、ポイントをまとめると以下のようになります。

1. サイバーサイクルの値をもとに算出したストキャスティクスを表示

2. 標準的なストキャスティクスよりもボラティリティの変化による影響を受けにくい

3. 通常のストキャスティクスと同じように使用できる

「stochasticcybercycle」は、ボラティリティの影響を受けにくいオシレーター系のインジケーターを探している方に向いています。

ストキャスティクスをよく使用する方は、一度試してみるとよいでしょう。