トレンド転換か?調整に過ぎないのか?利食いのタイミングは訪れた
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ドル/円の解説
ドル/円の環境認識
上の画像はドル円1時間足チャートです。
この記事を書いている今現在の時点では、111代半ばまで下落しており、先週末金曜日の高値『113.882』から見ると2円程下落した格好になっています。
アメリカ大統領選挙以降、まとまった調整が入らないような感じで上げ続けてきた感じの相場で、11月9日以降、中期トレンド(オレンジ色の波)のレベルではダウ理論的に言う下落トレンドの形状になった事が無いという状態が続いてきましたが、中期トレンド(オレンジ色の波)は本日寄り付きからの反落によって上昇トレンド形を崩し、下落トレンドの形状となっています。
個人的には、本日の寄り付きで全てのロングポジションをクローズしました。
俯瞰すれば、11月9日の安値『101.180』~11月25日の高値『113.754』まで、およそ12円50銭ほどの上昇となったわけですが、営業日ベースで12日間での出来事でしたので、1円/1日以上の上昇ペースだった事になります。
ドル/円の値動きの考察
上の画像はドル円1時間足チャートを大きめに表示したものです。
チャート画像に引いた緑色のラインは先週末金曜日の欧州~NY時間の短期上昇トレンド(青い波)に対して引いたトレンドラインです。
このラインを下抜き、裏側にあたったタイミングの『EP1』でのショートが考えられましたが、週末と言う事もあり、ここで入るのは少し難しかったかと思われます。
『EP1』で入れなかった場合には、本日の寄り付きからの値動きによって、短期上昇トレンドの直近安値のライン(チャート画像に引いた赤い水平線)を下抜き、戻ってきたタイミングの『EP2』でのショートが考えられました。
上記いずれかのタイミングでは入れれば、比較的良い所で売れたと言えるのではないかと思います。
ユーロ/円の解説
ユーロ/円の環境認識
上の画像はユーロ円1時間足チャートです。
先週末~本日の値動きによって、中期トレンド(オレンジ色の波)は上昇トレンドの形状を崩し、下落トレンドの形状になっています。
10月21日以降、ユーロ円の中期トレンドが下落トレンドの形状になる事はなく、大きめの調整が入ったりしながらも、上げ続けてきたと言えると思いますが、10月21日安値『112.597』~11月25日高値『120.145』迄、およそ750pips程の上昇となりました。
俯瞰すれば、ロングポジションを持ち続けていれば良かったという事になるわけですが、調整が入る時の値動きが急であった為に波形としては難しい形状になる事も何度かあり、波形として見ればドル円の方が分かり易い形状であったと言えます。
個人的には、本日の寄り付きで全てのロングポジションをクローズしました。
ユーロ/円の値動きの考察
上の画像は、ユーロ円1時間足チャートを大きめに表示したものです。
本日の寄り付きからの値動きによって、短期トレンド(青いラインの波)は直近安値のライン(緑色の水平線)を下抜き、下落トレンドの形状になっています。
朝、起きる事が出来ていればと言う条件が付きますが、『EP1』でのショートが考えられました。
中期下落トレンド(オレンジ色の波)が調整波なのか?推進波なのか?によって、出口戦力は変わってきますが、『EP1』で売れた場合には戻りの具合等を見ながら、臨機応変に対応して行く必要性があります。
ユーロ/ドルの解説
ユーロ/ドルの環境認識
上の画像はユーロドル1時間足チャートです。
中期トレンド(オレンジ色の波)は、上昇トレンドの形状になっています。
アメリカ大統領選挙当日の高値『1.12986』~11月24日の安値『1.05171』迄、約780pips程の下落となりました。
俯瞰すれば、最初の下落が急でその後は、レンジ的な値動きがあったりして尻すぼみになって行った感じの値動きだったと言えるかと思います。
ユーロ/ドルの値動きの考察
上の画像はユーロドル1時間足チャートを大きめに表示したものです。
短期トレンド(青い波)は、チャートに引いた緑色のラインを上抜く事で上昇トレンドの形状が確定しています。同ラインを上抜いて、戻ってきたタイミングの『EP1』でのロングが考えられました。週末と言う事でやや入りにくいという事は言えますが、『EP1』は短期・中期トレンドの両方の3波目(もしくはC波)のポイントであり、週マタギのポジションを持つ事をいとわないのであれば、エントリーしておきたいポイントと言えます。
また、個人的にはこの時点で全てのショートポジションをクローズしています。